動作を評価する(FMS)

動作を評価する(FMS)

動作を評価する(FMS)

7つの基本動作を行い

姿勢、筋力、柔軟性、バランス、コーディネーション能力などを評価します。

なぜ、トレーニング前に動作チェックが必要なのか?

ダイエットが目的でも、アスリートでもリハビリの為でも身体が上手く動かせなかったり、姿勢が悪かったり、バランスが悪かったりした状態で負荷をかけたトレーニングを行なってしまうと怪我の原因となります。

また、鍛えたい筋肉に適切に効いてこないので、頑張っているのに効果が出ないと言うことになりかねないのです。

正しい姿勢、自分の身体を支えられる筋力、標準的な柔軟性、バランス感覚などがしっかりした状態で負荷をかけたトレーニングを行うことで最大限の効果が引き出せます。

もし、問題箇所があれば、それを修正する為のエクササイズ(コレクティブエクササイズ)が必要になります。

意外と自分の身体は分からない

自分のことは、分かっているようで分からないことが多いものです。

自分で自分の身体を評価する(主観的評価)も大事。

トレーナーの目から観た評価(客観的評価)も大事。

どちらに偏るのでも無く、主観的評価客観的評価を合わせることで最善の改善策が見えて来ます。

いまいち効果が出ない人は、どちらかに偏る傾向があります。

「自分の評価を優先し過ぎてトレーナーの言うことを聞かない」

「トレーナーの言う事しか聞かないで、自分では何も考えない」

一緒に考える事が大事。

動作は、全体を観て評価する

痛い箇所や改善したい箇所があると、そこしか観ない場合が多い。

実は、他のところに原因がある場合が多いのです。

例えば、膝が痛い場合

膝周りの筋力が弱いから痛めたのでしょうか?

その場合もあるかも知れませんが、股関節が硬い弱いから膝を過度に使ってしまい膝を痛める場合もあります。

もし、それなのに膝のエクササイズばかりやっていては、一生治りません。

ダイエットでも同じ

お腹が出ている原因が、脚の筋力低下による基礎代謝量の減少であれば

腹筋運動を一生懸命やっても痩せません。

ただ、エクササイズをやるのでは無く

原因を見つけて、その原因を改善する為のエクササイズを行う。

効果が出ない場合は、ちゃんと出来ていないか原因が違かった可能性もあります。

常に評価することが大事。

私がこの記事を書いたよ!

五十川 和之

鍼灸師 パーソナルトレーナー。大手スポーツクラブと治療院で約10年の経験を積みパーソナルトレーニングジムを開業。常に身体の仕組みを勉強し独自の運動指導を展開しています。また、趣味でマスターズ陸上に挑戦。

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