痩せたければお尻を鍛えましょう

痩せたければお尻を鍛えましょう

痩せたければお尻を鍛えましょう

ダイエット希望のお客様に、どこの部位が気になるか? を質問すると 1位お腹、2位二の腕、3位太腿、4位背中、5位内腿 と言った感じの回答が返ってくることが多いです。 では、実際にトレーニングをする時にこの通りの部位をトレーニングをすれば、理想の身体になるのでしょうか? 答えは、もちろんNOです。

お腹

お腹には、脂肪を蓄えるスペースがありますので体脂肪が増えると真っ先にお腹に付きます。 その脂肪を落とす為に腹筋を行う方が多いですが、あまり効果的ではありません。 なぜなら、腹筋はあまり強い筋肉では無いので一生懸命やっても大して代謝は上がりません。 他の筋肉を鍛えて基礎代謝を上げるのがポイントです。

二の腕

腕を細くしたいなら、あまり腕を使わないことが大事。 運動不足だから使っていないと思う方も多いかと思いますが、実は違います。 運動不足の方は、体幹の筋力が衰えて腕に頼った身体の使い方をする方がほとんどです。 腕を細くしたければ、体幹を使えるようにしなくてはいけません。

太腿

太腿をエクササイズするときは、裏側のハムストリングを鍛えましょう。 前側の大腿四頭筋を積極的に鍛えると逆に太い太腿となります。

背中

ここは、ぜひ鍛えた方が良い部位です。 背中の筋肉が衰えて、背骨が丸くなっている方が多いです。 スタイルをよくするには必須です。 そして、なぜか背中のトレーニングをするのが下手な方が多いです。 それも、効果がなかなか出なくなる原因かと思います。 背中のトレーニングをしっかりマスターしたいですね。

内腿

ここも大事な部位です。 ぜひ、鍛えたい部位ですがあまり積極的になり過ぎなくても良い部位です。 なぜなら、脚のエクササイズで補助的に使われる部位だからです。

痩せたければお尻を鍛えなさい

で、やっと本題に入りますが 実は、本当に鍛えたい部位は上で説明した部位ではなく お尻の大臀筋です。 ここが衰えている方が非常に多いです。 大臀筋が衰えると、骨盤が後傾して背中が丸まります。 股関節が動かし難くなり、その代わりに膝を積極的に使う様になります。 そうすると太腿が太くなります。 背中が丸まると体幹が使えなくなり、腕が太くなります。 実は、全てに繋がってきます。

簡単お尻チェック

その場で、片脚立ちで10秒キープできますか? もちろんフラつかない 背中も丸まらない、軸脚の膝も曲げないようにします。 もし、これが簡単にできない場合は相当、お尻の筋肉が衰えてます。 早く鍛えないとまずいですよ!

私がこの記事を書いたよ!

五十川 和之

鍼灸師 パーソナルトレーナー。大手スポーツクラブと治療院で約10年の経験を積みパーソナルトレーニングジムを開業。常に身体の仕組みを勉強し独自の運動指導を展開しています。また、趣味でマスターズ陸上に挑戦。

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