ながらダイエットは逆効果?
よくある、何かをやりながらついでにエクササイズして、楽に痩せる方法。
結論からいいます!
何かやりながら、やらない方が良いです。
今回は、その理由をご説明いたします。
筋トレの効果的な強化
ダイエットの最も効率的な方法は、筋肉量を増やすこと。
その筋肉を増やすのに最も効果的な強化は、最大筋力の約80%と言われています。
具体的に言うと10回やっと反復出来る強度。
この強度でやろうとすると、筋トレだけに集中しないと出来ません。
詳しくは、過去記事の「効率的に筋肉をつけるには?」を参考にして下さい。
有酸素運動では筋肉はつかない
何かしながら出来る強度だと、筋トレではなく有酸素運動になってしまいます。
有酸素運動では、筋肉はつきません。
脂肪がエネルギーで使われると言う理屈ですが、そもそも筋肉量が少ない人が頑張っても大して脂肪は燃焼されません。
また、有酸素運動も強度が低すぎると効果はありません。
仕事もダイエットも適当になる
結局、ながらダイエットは仕事もダイエットも両方中途半端になりやすくなります。
何かをやる時は、それに集中した方が効率的なことが多いです。
まとめ
ダイエットに簡単、楽、などはありません。
でも、いつか画期的な、簡単、楽なダイエットが見つかるかも?
それを求めて探し回るのであれば、基本に忠実なダイエットを真面目にやった方がよっぽど速いです。
もしかしたら、楽なダイエットを探す労力を考えたら、普通のダイエットの方が簡単で楽かも知れません。
正しい方向で努力すれば必ず報われます。
頑張りましょう!
私がこの記事を書いたよ!
五十川 和之
鍼灸師 パーソナルトレーナー。大手スポーツクラブと治療院で約10年の経験を積みパーソナルトレーニングジムを開業。常に身体の仕組みを勉強し独自の運動指導を展開しています。また、趣味でマスターズ陸上に挑戦。