ミトコンドリアで若返る?
人間の体は、およそ60兆個の細胞からなっています。
その全ての細胞の中に「ミトコンドリア」と言う小器官が存在しています。
この、ミトコンドリアが老化を食い止める鍵になると言われています。
ミトコンドリアの主な働きは、体を動かすのに必要なエネルギー(ATP)を生成すること。
しかし、エネルギーを生成するとその際に「活性酸素」を出してしまいます。
活性酸素は、体にいろいろな害を及ぼし、老化の原因になると言われています。
元気なミトコンドリアであれば、大量の活性酸素が発生しても除去してくれますので心配はいりません。
年齢を重ねていくとミトコンドリアの働きが悪くなり、エネルギーをうまく作り出せない、出した活性酸素を除去できないなど不具合が生じます。
老化を食い止めるには、いかにミトコンドリアを元気にさせるかです。
ミトコンドリアを元気にする方法
それは、運動です。
ですが、低強度で長い時間出来る運動は効果が無いそうです。
例えば、ジョギング、マラソンなどの長距離走
短時間で強い力を出す運動がミトコンドリアを活性化させるそうです。
例えば、100mなどの短距離走
皆んな勘違いしている
歳をとると短距離を走る自信がなくなるから、長距離を走る。
そちらの方が体に良い。
実は、この考え自体が老化の始まりです。
もし、若さを保ちたいのであれば、若い時の運動能力をなるべく保つ様に運動すること。
100mダッシュなど瞬発的な運動が苦手になります。
それは、ミトコンドリアが弱っているからかも。
ダッシュ出来る身体に戻れる様にトレーニングすることが、もっとも効果的な美容かもしれませんよ。
私がこの記事を書いたよ!
五十川 和之
鍼灸師 パーソナルトレーナー。大手スポーツクラブと治療院で約10年の経験を積みパーソナルトレーニングジムを開業。常に身体の仕組みを勉強し独自の運動指導を展開しています。また、趣味でマスターズ陸上に挑戦。