ぎっくり腰になったらどうする?
基本的には、痛くてどうしようもなければお近くの病院や治療院に行きましょう。
重度のヘルニアや脊柱管狭窄症など外科的な処置が必要なほどでなければ、安静にしていれば2週間以内にほとんどの場合は、症状が落ち着くと思います。
安静と言うのは、痛い部位を動かさない様にして痛みを感じない様にすることです。
なるべく早く治す為には、ストレッチが有効だと考えています。
くれぐれも患部をマッサージしない様にしてください。
逆に痛くなってしまうことが多いので、専門の施術者以外は患部刺激を与えない方が良いです。
また、ぎっくり腰になった日は、お風呂で腰を温めない方が良いです。
これも逆に痛くなる場合が多いです。
ぎっくり腰のストレッチ
この様に四つ這いになり背骨を伸ばすストレッチが有効です。
この時の注意点は、決して力を入れて力むのでは無く、力を抜いて自然に背骨が反るイメージで行ってください。
30秒くらいで背骨が伸びてきます。
もし、逆に痛くなる様でしたら、医療機関を受診してください。
楽になっても、決して治った訳では無いので2週間くらいの安静は必要です。
横向きに寝て、両脚を抱え込み腰が動かない様に固定します。
そこから、胸を開くストレッチをします。
実は、この胸椎の柔軟性が腰痛と深く関係しているので、ここの柔軟性は大事です。
股関節の柔軟性も大事です。
太もも裏側とお尻を柔らかくしたいですね。
とは言え、背中を丸めた状態で前屈のストレッチをすると腰に負担がくるので、また痛めてしまいます。
ポイントは、背中を丸めないで前屈をすること。
この時、膝を軽く曲げた状態で行いましょう。
膝を曲げて前屈してはいけないと言う古い常識が腰を痛めます。
前屈の時は、膝を曲げて
背骨を丸めない様にしましょう。
まとめ
ポイントをまとめますと
痛めたら、基本的には病院へ行ってください。
外科的処置が必要な場合でなければ、ほとんどが2週間以内に治ります。
安静にしていなけば、慢性的な痛みになってしまいますので、必ず腰は動かさないで安静です。
どうしても、つい動かしてしまい痛みを感じる様なら、コルセットなどを使い動かない様に固定するのも有効です。
マッサージでは無く、ストレッチをしましょう。
背骨が丸まらない様に伸びるストレッチ
胸椎と股関節をほぐすストレッチが有効です。
ぜひ、参考にしてみてください。
また、今後も健康に関する情報発信をしていきますので、よろしくお願い致します。
私がこの記事を書いたよ!
五十川 和之
鍼灸師 パーソナルトレーナー。大手スポーツクラブと治療院で約10年の経験を積みパーソナルトレーニングジムを開業。常に身体の仕組みを勉強し独自の運動指導を展開しています。また、趣味でマスターズ陸上に挑戦。